42.新人従業員向け衛生管理講座スタート!

土佐清水ワールドで有名な郷土料理店を展開するワールド•ワン(神戸市中央区)さまの新入社員の皆さまにご受講いただきました。

こんなに厳しい飲食事業に就職してくれた8名の新人従業員の皆さま。
教育担当者様からも、1年かけて大切に育てたいとの想いをお伺いしています。

当協会が提供する新人教育講座は、「衛生管理講座」と「整理整頓講座」です。
衛生管理の講座は、品質管理のプロが担当します。

「これくらいわかるだろう」と、教えない、確認しないまま仕事に就き、万が一「食中毒の加害者」になってしまわないように、更に食中毒を起こしたリスク・・会社が倒産などということにならないようにと、考えた衛生管理の基本のキ講座です。

何より、志を持って飲食業界に入ってきてくれた若者が辞めてしまわないようにと願っています。


全10回飲食業に必要な衛生管理の基本を学んでいただきます。
初回の講座では、疑問を持ちながら質問できなかったことを、講座内で勇気をだして質問していただきました。

これこそが大切なことです!
新人の時に聞けないままにならないように。

今だかららこそ、恥ずかしくない。
「聞いていいんだよ」という教育担当者様の温かく見守っていただいてる様子もとても素晴らしく思います。

私がまだ看護学生の時に授業をしてくださった医師から言われた言葉で今でも覚えているのは、「待つ」ということが一番難しいことだと教えていただいたのを覚えています。

理解して、できるようになるまで温かく見守りながら、皆様の成長する姿が見られることを「待つ」をしたいと思います。


教育担当者さまから、「食品従事者として衛生的に業務を行う基本を知り、それぞれが店舗に持ち帰り実行し、周りに教えられる人材になって欲しい」と仰っていらっしゃいました。

まさに、私達が考えていた新人の時にこそ、学ぶ必要のある「衛生管理の基本のキ」なんです。


人手不足から、業務優先で新人教育が組まれ、食品従事者として知っておくべき、衛生管理を教えるところが少ないのではないかと思います。

自分達がどういう所で働いているのかをしっかり自覚し、食中毒の加害者にならない人材に育って欲しいですね。

 
衛生管理講座担当講師のご紹介

吉永紗都子  食品衛生教育認定協会顧問 (画像向かって右)

■大手コンビニとの取引がある日配工場にて品質管理室室長として従事。また、外国人研修生の受け入れのサポートも経験。 
                                                                                                     ■冷凍食品メーカーにて品質管理責任者として国内外のOEM先100工場以上の衛生管理指導・監査・クレーム対応を担当。国内外工場の標準化をめざし、ISOにも負けないロジカルな仕組みを構築。
                                         
■百貨店および商業施設飲食店の衛生管理を担当。月30施設以上のHACCP取り組み支援及び環境改善を実施。
約15年にわたり、品質管理・生産管理を経験したことを礎に、【誰もが「安心」して「安全」な食事を大切な人とどこでも食べられるように】【『美味しい』の笑顔を作る人にも食べる人にも届ける】をテーマにお客様に寄り添ってサポートしている。



【講座のご案内】
今回ご紹介した講座は「食品衛生教育3級認定講座」の衛生管理講座です。
日程や、講座時間は応相談いただけます。

【お問合せ】


https://food-qc.hica.or.jp/衛生管理と整理整頓の講座モニターさま募集中
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