これまで私達が見てきた飲食店で起きている問題が、同じようなことであることに気づきました。
それは、どの店舗も飲食業としての整理整頓ができていないことでした。
例えば①～③のようなことです。
①食材を安全に管理することに繋がる「整理整頓」ができていない。
②食中毒に繋がる調理器具の「整理整頓」や扱い方ができていない。
③働く人に関する衛生的な「整理整頓」ができていない。（私物・ユニフォーム）
また、品質管理の目から見ても、「食品従事者」としての素養を身につけられていないことが問題ということでした。
大企業の8割は、HACCPの衛生管理の取り組みが進んでいますが、小規模な飲食店事業者は、製造現場で作業を覚えるための教育体制がほとんどで、絶対に抜けてはいけない「手洗い」や「食中毒菌」のこと、「食材の管理」「人の衛生的な管理」「施設の管理」などが新人教育に含まれていない現状ではないでしょうか？
品質管理の視点で見ても、「衛生管理」は大企業では当たり前のことです。
小規模だからできない、しなくてもいいではなく、大企業の当たり前を小規模事業の皆さまにも「衛生管理」「整理整頓」の観点からサービスを提供したいと考えました。
「飲食業で働く人が少しでも働きやすく」
「キャリア形成まで考えられたら」という想いで講座を通して貢献できたらと考えています。
新人従業員講座では、店舗改善の課題に取り組んでいただきます。
これまで店舗で改善できなかったことを、新人ならではの視点、感性で疑問を持ち、自ら課題を見つけ取り組みます。
事例では、食中毒対応手順書を完成させたり、掃除の手順を見直したりと、効果を上げています。
「聴く」だけの受け身ではない講座が評価を頂き満足度１００％を頂いています。
コメント