12.飲食業の5Sとその効果

5S活動の5つのSとは・・・
 
整理、整頓、清掃、清潔、習慣(躾)
飲食業の方が案外一番できないのが、「清掃」ではないかと思います。

やることがありすぎて・・・・
いそがしくて・・・・

でも、当たり前にことを馬鹿にしないでちゃんとやる!だと思います。

目次

5Sの「清潔」「習慣」とは

前回、3Sについて書きましたので残りの「清潔」「習慣」について書きます。
「清潔」は、整理、整頓、清掃ができている状態のことを言います。

「習慣」は、決められたことを決められた通り実行でき、習慣化していることです。

「清潔」が「習慣」で当たり前になっていること

4番目のSは、清潔です。
これは、ひとつ前の「清掃」により「きれいに掃除すること」ができていることがあっての状態です。

掃除は、ごみ、ほこり、汚れを取り除くことですが、清掃は掃除によりさらに綺麗な状態を表します。

ほうきで、ゴミをサッサと掃いただけではダメ、ゴミを拾っただけではダメということです。
「清掃」は「掃除」より上位概念ということです。

特に飲食業の場合は、洗浄をしっかり行い残渣がない状態。
薬剤などを使い、菌を殺す「殺菌」まで行う必要があります。

3つの言葉の違い

習慣は、特別なことではなく、実は皆さん毎日されていることがあります。

例えば、閉店後は布巾や、まな板をしっかり洗浄し、薬剤(漂白剤)を使って殺菌をされていると思います。
この一連の作業が、毎日あたり前にできている「習慣」です。

ですので、特別ではなくできてること、毎日の業務の中で当たり前に行えていることです。

5Sの実行で得られる効果

まとめ

毎日、決められたことを当たり前に行うことが一番効率が良く、ムダがない状態です。
わざわざ掃除の時間を取らなくても、「できている」状態が理想ですね。

こまめに、無理なく少しずつ行うことですね。




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