3S、5Sがあり、更に7S!?と思いますよね?
私も初めてこれらのことを知った時は、なかなか意味が輪k理ませんでした(笑)
ですが、どういうことをあらわているのかを理解すると、とてもわかりやすいと今は思えます。
7Sは「洗浄」が「殺菌」が加わったもの
飲食業は、5Sではなく7Sが重要な理由
なぜ、7Sの「洗浄」「殺菌」が必要なのでしょうか?
7Sの「清潔」は「見た目の綺麗さ」ではなく、食品事故を防止するための「清潔」が必要です。
そのためには、しっかり洗浄し、更に目に見えない菌を「微生物」レベルでやっつける必要があるからです。
働く人の意識を変える必要が大切です。
家の食器や、調理道具を洗う感覚ではなく、プロとしての「洗浄」が必要になります。
お店、工場で行っている「洗浄」は、汚れや、菌を除去し汚染のリスクを低減させるために行っている作業だという認識を持つことで
勘違いしてない?漂白剤に浸ければOKではないこと
微生物汚染の対策として、微生物を増やさず死滅させる殺菌作業ですが、ただ漂白剤に浸ければいいという感覚で行っている現場を見ます。
床を拭いたモップを洗わず毎日漂白剤に浸けているというお店もありました。
漂白剤に浸ける前に、丁寧な洗浄で汚れを取り除くことがまず大切なことです。
なぜなら、洗浄をしっかり行うことが、次の殺菌作業の効果を上げる重要な要素だからです。
「洗浄」のあり方を見直してみよう
洗浄と、清掃の違いは、水やお湯を使った湿潤状態で行う掃除のことです。
湿潤状態・・・こびりついた汚れなどを水や、薬剤に浸け浮かした状態で除去すること。
洗浄を行なう時は、汚れの性質に応じて洗剤を使い分けたりし、適切に落とすことが必要です。
まとめ
清潔を保つためには、清掃でゴミ・ホコリ・汚れをすみずみまで取り除くことが必要です。
清掃を行うことで、起きている「異常」に気づき、大事故につながることを防ぐこともできます。
異常・・・・散らかり、汚れ、不要品がある、道具や機械の破損
7Sのどの項目も次に繋がり、一つひとつを確実に行える統一した認識が必要です。
それが、躾/習慣です。
今一度、みなおしてみませんか?
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